日本獣医師会雑誌
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片側副腎を摘出しo, p'-DDDを間欠投与した犬クッシング病の1例
小川 高松野 聡子大川 哲司小川 俊男
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1989 年 42 巻 8 号 p. 569-571

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抄録
クッシング病と診断した犬1例に対し, o, P'-DDD連日投与による治療を行つたが, 期待した効果が得られず, 血中K値の上昇をはじめとする副作用が認められた. そこで, CT検査で確認した腫大した右側副腎を摘出し, その後, 間欠的にo, p'-DDD投与を行ったところ, 良好な治療効果が得られた.
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