帯広畜産大学畜産学部
1993 年 46 巻 6 号 p. 455-458
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
運動失調を示した約2ヵ月齢のホルスタイン種雄子牛を病理組織学的, 免疫組織化学的ならびに電子顕微鏡的に検索した. 本例は中枢神経系全域に及ぶ空胞形成を特徴とし, 海綿状態を呈していた・空胞は髄鞘の周期内線の離開により形成され, 灰白質・白質移行部に特徴的に分布していた. これらのことから, 本症例の診断名は中枢神経系海綿状髄鞘症とした.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら