沖縄県中央食肉衛生検査所
沖縄県衛生環境研究所
埼玉県熊谷食肉衛生検査センター
沖縄県八重山保健所
麻布大学獣医学部
1995 年 48 巻 11 号 p. 897-899
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
1990年1月~1993年12月に, 沖縄県のと畜場に搬入された繁殖豚49, 630頭中267頭 (0.54%) の全身および一部の横紋筋に住肉胞子虫によると思われる小結節病変がみられた.病変は中・南部地域に多発し, 逐年的に増加する傾向がみられた.帯黄白色結節の内部は粘稠チーズ様あるいは砂粒状を呈し, 病理組織学的には, 中心部が石灰化あるいは壊死した肉芽腫であった.検索した105例中3例の結節中心部に死滅したS. miescherianaの変性したシスト壁が観察された.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら