浜松市食肉衛生検査所
1999 年 52 巻 12 号 p. 793-796
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食肉衛生検査により非定型抗酸菌症を認めた豚74頭について, 肉眼および組織病変の分布を調査した. 肉眼病変形成は腸間膜リンパ節, 肝臓, そして肺や脾臓, 次いで腎臓や躯幹リンパ節の順に認められた. 肺や腎臓に組織病変がある時は, 高率に躯幹リンパ節に組織病変を有していた. 肉眼病変を有する実質臓器が1つであっても, 組織病変は複数の実質臓器や躯幹リンパ節に存在するものがあった. 診断を下す際には, 病理組織学的検査などの精密検査を実施する必要があることが判明した
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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