日本獣医師会雑誌
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牛胎子における高い鉄貯蔵
渡辺 清隆折野 宏一
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キーワード: 牛胎子, , 血清フェリチン
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2000 年 53 巻 11 号 p. 744-746

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抄録
と畜場で得た3~8ヵ月齢の牛胎子6頭の鉄貯蔵状態を調べた. 平均血清フェリチン (Ft) 濃度は4.4±4.4 (SD) μg/mlであった. 肝臓および脾臓における平均非ヘム鉄濃度は, それぞれ404±146μg/g, 37±18μg/gであった. また, 平均Ft濃度は肝臓において1, 106±466μg/g, 脾臓において35±21μg/gであった.脾臓Ft濃度を除き, これらの値はMiyataとFurugouri [Jpn J Vet Sci, 49, 1157-1159 (1987)] により報告された1週齢の子牛における値に比べ非常に高い値であった. これらの結果から牛胎子は新生子牛に比べ高い体内鉄貯蔵を有すると考えられた.
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