犬および猫のquaking蛋白をコードするcDNA塩基配列解析

村田 智昭; 山城 安啓; 近藤 龍也; 宇根 智; 中市 統三

doi:10.12935/jvma1951.55.505

日本獣医師会雑誌

Online ISSN : 2186-0211
Print ISSN : 0446-6454
ISSN-L : 0446-6454

犬および猫のquaking蛋白をコードするcDNA塩基配列解析

村田智昭, 山城安啓, 近藤龍也, 宇根智, 中市統三

著者情報

キーワード: アミノ酸配列, 犬, 猫, cDNA塩基配列, qkI

ジャーナルフリー

2002 年 55 巻 8 号 p. 505-508

DOI https://doi.org/10.12935/jvma1951.55.505

詳細

抄録

犬および猫におけるマウスqkIとの相同遺伝子を単離し, そのcDNA塩基配列を決定し, その情報をもとにアミノ酸配列を推測した.犬および猫のqkI相同遺伝子のcDNA塩基配列はマウスqkIと相同性が高く, それぞれ95.4%, 96.7%であり, アミノ酸配列は100%一致した.このようにqkIは進化的に非常に良く保存されており, 犬および猫においても重要な生物学的機能を持つものと推察された.

著者関連情報

お気に入り & アラート

閲覧履歴

前身誌

綜合獸醫學雑誌

日本獸醫協會雑誌

feedback

Top

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）