東京大学動物医療センター
2003 年 56 巻 10 号 p. 669-672
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従来の免疫抑制療法だけでは血小板数をコントロールすることが困難であった犬の免疫介在性血小板減少症の1症例に対して, 免疫抑制作用をもつ新しい抗リウマチ薬であるレフルノミドを併用したところ, 血小板数を良好に維持することができ, 長期投与によってもまったく副作用を認めなかった.今後, レフルノミド併用免疫抑制療法は, 獣医領域における難治性免疫介在性血液疾患に対する有効な治療法の一つとなりうると考えられた.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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