相模原市食肉衛生検査所
麻布大学獣医学部
2004 年 57 巻 5 号 p. 310-312
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相模原市内の食肉センターに2000年3月から6月に搬入された繁殖雌豚50頭について, Helicobacter属細菌の感染 状況を各種検査法を用いて調査した.その結果, ラテックス凝集法による血清抗体検査で76.7%, 胃の組織学的検査 (ワーシンスターリー染色) で50.0%, 新鮮胃のPCR法で74.0%, 糞便を用いた抗原ELISA法で44.9%の豚が陽性となった.また, PCR法による検査結果を生産者別に比較すると陽性率が40-100%と生産者間で差があった.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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