Effect of 50 Kilobase-Plasmid, pKDSC50, of Salmonella choleraesuis RF-1 Strain on Pig Septicemia

Hirofumi DANBARA; Ryozo MORIGUCHI; Shoko SUZUKI; Yutaka TAMURA; Mayumi KIJIMA; Kohji OISHI; Hidenori MATSUI; Akio ABE; Masayuki NAKAMURA

doi:10.1292/jvms.54.1175

Salmonella choleraesuis RF-1が保持する50キロベースプラスミド, pKDSC50, の豚敗血症に及ぼす影響

檀原宏文, 森口良三, 鈴木祥子, 田村豊, 木島まゆみ, 大石弘司, 松井英則, 阿部章夫, 中村政幸

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1992 年 54 巻 6 号 p. 1175-1178

DOI https://doi.org/10.1292/jvms.54.1175

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抄録

7.2×10⁵-3.5×10⁷生菌数のRF-1株(pKDSC50保持)および31N-1株(pKDSC50脱落)をヨークシャ豚に静脈接種した. RF-1株投与群の臨床症状(菌血症, 発熱)は31N-1株投与群よりも重度であった. 8.3-8.7×10⁹生菌数接種の場合, RF-1株投与群は全身性の充出血を呈して2～4日後に死亡した. 一方, 31N-1株投与群の充出血は軽度であったが6日後に死亡した. 以上, pKDSC50プラスミドはRF-1株の毒力を増強していることが示された.

責任著者(Corresponding author)

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