1992 年 54 巻 6 号 p. 1187-1189
2, 3-bis(2-methoxy-4-nitro-5-sulfopheny 1)-5-[(phenylamino)carbonyl]-2H-tet-razolium (XTT)を用いた比色定量法の鶏細胞への応用を検討した. 1mg/m/lのXTT溶液に, 0.025mMのphenazinemethosulfateを加え, microplatel wellあたり50μlずつ加えて37℃で4時間反応させ, 490nmの吸光度を測定した. この条件で, マレック病腫蕩由来株化細胞, 鶏肝線維芽細胞の生死ならびに, mitogen刺激をした鶏脾リンパ球の活性化が測定できた.