可視化情報学会誌
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特集記事
超高速度イメージセンサ
―来し方ゆくえ―
江藤 剛治
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ジャーナル オープンアクセス

2017 年 37 巻 145 号 p. 2-10

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抄録

高速度ビデオカメラはいくつかの重要な技術的イノベーションで進化した。1980年代は、並列・部分読み出し方式のイメージセンサの登場で、撮影速度が1,000枚/秒程度にまで上がった。記録装置は磁気テープであった。1989年に記録装置をデジタルメモリーに置き換えた高速度ビデオカメラが登場した。2001年に、画像信号をイメージセンサの外部の記録装置に読み出すのではなく、各画素内に記録領域を作り込んだ「その場記録イメージセンサ」が実用化され、100万枚/秒以上での動画撮影が可能になった。2011年に裏面照射型のバーストイメージセンサが開発された。現在さらに、表面側に別の半導体チップを接合した3次元接合型イメージセンサが開発されている。シリコンイメージセンサの撮影速度はどこまで上がるのだろうか。最後に、理論的に求められたシリコンイメージセンサの理論的最高撮影速度を紹介する。

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© 2017 社団法人 可視化情報学会
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