2017 年 37 巻 145 号 p. 32-34
高速度カメラが市場に登場してから既にかなりの年月が経過しており,近年では市販のデジタルカメラにも高速撮影機能が搭載されるようになった.その普及に伴って,単なるスローモーションの撮像装置ではなく,撮影した画像から様々な物理量を計測するための計測器としての役割も果たすようになってきた.特に,近年は実実験の代わりに数値シミュレーションを多用するようになってきており,その計算モデルの信頼性確保のためにも実実験画像から多くの物理情報を取得できることが求められている.本稿では,通常の高速度カメラを使用したいくつかの可視化事例と、光の偏光成分を利用した「偏光高速度カメラ」による可視化事例を紹介する。