可視化情報学会誌
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全光学的な超短パルス操作に基づくマルチ時間スケールの超高速シングルショット撮影法
佐伯 峻生島田 啓太郎中川 桂一
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2024 年 44 巻 170 号 p. 13-17

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抄録

 高速イメージングは,高速現象の理解に不可欠な技術として広く自然科学の発展に貢献してきた.電気的な高速度カメラでは捉えられない超高速現象の計測においては,超短パルスレーザを用いた光学的な撮影法が重要な役割を果たしてきた.そして現在,フェムト秒から秒のあらゆる時間分解能の要求を満たすことが可能になった.しかしながら,電気的な高速度カメラには時間分解能,光学的な撮影法にはフレーム数の制約があり,フェムト秒から秒の広範な時間スケールで続く現象をシングルショットで計測することは依然として困難である.本稿では,我々が開発を進めてきた,全光学的な超短パルス操作に基づくマルチ時間スケールの超高速シングルショット撮影技術について解説する.撮影結果として,ガラスの超短パルスレーザ加工現象を,ピコ秒,ナノ秒,ミリ秒という複数の時間スケール(~10−100 ps,~1−10 ns,~1−100 ms)でシングルショット計測した結果を紹介する.

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