日本表面真空学会学術講演会要旨集
Online ISSN : 2434-8589
2019年日本表面真空学会学術講演会
セッションID: 3Cp02
会議情報

10月30日(水)
反応条件下における窒素ドープグラフェン触媒表面の分光
*久保 一史シン サントーシュ古川 萌子引田 悠介武安 光太郎中村 潤児
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究ではピリジン型窒素含有分子触媒および,疎水性を強化した窒素ドープグラフェン触媒における酸性条件下のORR素過程を調べるためにラマン分光法・赤外分光法・DFT計算を用いた。これによりORR初期過程においてピリジン型窒素のプロトン化が確認された。同時に対アニオンが吸着していることも示唆された。DFT計算の結果と合わせて,ORRに先立って窒素が水素化され酸素吸着を促進していると考えられる。

著者関連情報
© 2019 公益社団法人 日本表面真空学会
前の記事 次の記事
feedback
Top