日本表面真空学会学術講演会要旨集
Online ISSN : 2434-8589
2020年日本表面真空学会学術講演会
セッションID: 3Da11S
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11月21日
3D-SFMを用いたバイアス電圧に依存して変化するイオン液体/金電極界面構造のサブナノスケール構造解析
*五十嵐 陽彦榊原 涼吉野 巧宮澤 佳甫炭竈 享司宮田 一輝清水 直岩佐 義宏福間 剛士
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抄録

イオン液体と固体の界面に形成される電気二重層は比較的高い電荷密度を持つことが知られており、そのナノ構造の解明が期待されている。本研究では固液界面構造をサブナノスケールで直接計測できる3次元走査型力顕微鏡(3D-SFM)を用いて、バイアス電圧を印加した金電極とイオン液体の界面構造の可視化に成功した。その結果、その構造が強いバイアス電圧依存性を示すだけでなく、面内不均一性があることを明らかにした。

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© 2020 日本表面真空学会学術講演会
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