日本表面真空学会学術講演会要旨集
Online ISSN : 2434-8589
2021年日本表面真空学会学術講演会
セッションID: 2P01
会議情報

2021年11月4日
強磁性線における大バルクハウゼンジャンプに関する研究
*二宮 美勇気渡邉 騎通阿部 晋中山 明芳
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

強磁性線に繰り返しひねり応力を加えると、保磁力の異なる複合磁性層を形成する。この強磁性線の外周部の磁化の向きを変えることにより、極低周波においても確実に出力パルス電圧を発生させる事ができる。この出力パルス電圧の半値幅を50µs以上に広げることができれば、電源を必要としないセンサに応用できる。本研究の目的は、強磁性線のひねり加工や張力の条件を変えて、出力パルス電圧の半値幅を広げることである。

著者関連情報
© 2021 日本表面真空学会学術講演会
前の記事 次の記事
feedback
Top