三井化学アグロ株式会社
近畿大学大学院農学研究科
2015 年 41 巻 2 号 p. 71-79
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
ミケブロック粒剤のシロアリ防除特性について室内試験及び野外試験により検討した。その結果,本薬剤は伝播効果を有し,その有効成分であるジノテフランは非忌避性の特徴を示すことを確認した。野外効力試験では,新築処理区ならびに既設処理区のいずれも処理3年後でシロアリに対して有効であり,粒剤及び粒剤下土壌中のジノテフラン残存量とイエシロアリに対するジノテフラン有効濃度の関係から,3年を超える効力持続期間が期待できることを示した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら