木材保存
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解説
研究論文
  • 石川 敦子, 片岡 厚, 松永 正弘, 小林 正彦, 神林 徹
    2020 年 46 巻 6 号 p. 292-302
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/02/01
    ジャーナル オープンアクセス
    スギ心材試験片に油性・含浸形または水性・造膜形木材保護塗料を塗装し,無塗装試験片とともに,JIS K5600-7-7:2008(キセノンランプ法,方法1,サイクルA)に基づく条件(標準条件(S),設定温度38℃,放射照度60W/m2)と,標準条件に対して水スプレー時間を2倍または3倍にした条件(W2,W3),温度を10℃または20℃高くした条件(T48,T58),水スプレー時間3倍・温度48℃・放射照度1.75倍とした条件(C1),水スプレー時間3倍・温度48℃・放射照度2.5倍とした条件(C2)で試験を行った。その結果,C2が最も加速効果が高く,標準条件(S)の2.2~8.9倍の速さでつくば市南向き45度傾斜の屋外暴露試験における変化を予測できることが示された。
資料
  • 森田 慎一, 笹原 利文, 西園 靖彦, 佐々木 幸久
    2020 年 46 巻 6 号 p. 303-311
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/02/01
    ジャーナル オープンアクセス
    鹿児島県内の海岸マツ林において,八ホウ酸二ナトリウム四水和物(以下DOT)で処理した木材の耐蟻性試験を実施した。国産のスギ,ヒノキのほか複数の輸入材を用いて,30(T)×30(R)×150(L)mmの小試験体と,12cm角の実大材(1m材に注入後,長さ20cm弱に切り分けたもの)を,非暴露非接地の条件で設置した。
    DOTの注入量は,スギ小試験体では心材よりも辺材の方が概ね多かったが,ヒノキについては心材と辺材とで大きな差はみられなかった。実大材においては,スギ,ヒノキは減圧後に加圧しない場合には,また輸入材では加圧しても,十分な注入量は得られなかった。
    シロアリによる食害は小試験体の試験区よりも実大材の試験区の方が早く進行した。4年間の観察の結果,非暴露非接地の条件であれば,薬剤の注入量(ホウ酸等量で3%以上)を担保できれば,DOT注入処理材も十分な耐蟻性を期待できることがわかった。
情報
クローズアップ木材保存
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