木材学会誌
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スギ中丸太一般材製材における丸太の外観的形質と鋸断面上の節の有無の関係
伊神 裕司村田 光司松村 ゆかり
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2007 年 53 巻 4 号 p. 206-213

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抄録
スギ(Cryptomeria japonica D. Don)中丸太一般材の挽き材試験を行い,丸太の外観的形質と鋸断面上の節の有無の関係を検討した。丸太表面を4つの丸太材面に分割した場合,末口における樹心からの距離が大きい丸太材面ほど無節鋸断面出現率が高くなる傾向が見られた。1番玉以外の丸太では,元口における樹心からの距離が大きい丸太材面ほど無節鋸断面出現率が高くなる傾向が見られたが,1番玉ではそうした傾向は見られなかった。最大曲がりの位置から丸太材面までの距離と無節鋸断面出現率の間には比例関係は見られなかった。末口における樹心からの距離が最も大きい丸太材面を挽き材を開始する第1丸太材面とした場合,最大曲がりの位置を鉛直方向に配置する一般的な製材方法と比較して,第1丸太材面における無節鋸断面出現率が10%近く向上することが示された。これにより,丸太の外観的形質の中で末口における樹心位置は,鋸断面に節の出現しにくい丸太材面を推測する上で最も有効な指標であると考えられた。
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© 2007 一般社団法人 日本木材学会
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