国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所
2023 年 69 巻 2 号 p. 61-65
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木材切削では,切削工具によって加えられた切削力に対抗して刃先の周辺に応力とひずみが発生し,これが木材の強度に対応するいき値を超えると木材に割れが入り,切屑が分離する。したがって,ひずみの発生を制御しないと切屑の分離が制御できず,逆目ぼれや毛羽立ちなどの加工欠点が生じる。本稿では,筆者が取り組んできた木材の低速二次元切削時に刃先周辺で発生するひずみ分布を画像相関法によって測定した研究について概説する。
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