溶接学会全国大会講演概要
平成24年度秋季全国大会
セッションID: 236
会議情報

Cr-Mo鋼溶接金属の焼戻し脆化パラメータの課題
*坂田 幹宏山下 賢名古 秀徳畑野 等岡部 俊明乾 道春
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

Cr-Mo鋼溶接金属の焼戻し脆化パラメータとして,従来からX-barやJ-Factor等の評価式が提案されている。直近,SR割れ感受性の評価手法としてK-Factor(=Pb + Bi + 0.03Sb)/ppmといったシングルppmオーダの評価式も提案されている。一方,最適な分析方法が決められていといった問題がある。本研究では,これら評価式に用いられる化学成分の定量分析に関してIIWで行われたラウンドロビン試験の結果紹介し,定量分析の問題点を述べると同時に,いくつかの冶金学的考察を紹介する。

著者関連情報
© 2012 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top