溶接学会全国大会講演概要
平成26年度秋季全国大会
セッションID: 422
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非比例負荷時の接線塑性影響を考慮した弾塑性FE解析
*堤 成一郎フィンカト リカルド
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抄録
弾塑性モデルの定式化を行う際、降伏面形状、硬・軟化・ダメージ特性および塑性ひずみ増分方向を規定する塑性流動則を指定する必要がある。しかし、従来型の弾塑性モデルでは、降伏面の法線方向のみに塑性ひずみ増分が生じると仮定しているため、応力増分方向の急変を伴う非比例負荷時の非弾性応答を過小評価する。本研究では、非比例負荷挙動の再現に必須の接線塑性を考慮したモデルに対するリターンマッピング手法を提案する。
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© 2014 社団法人 溶接学会
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