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藤井 啓道, Sun Ying, 後藤 優太, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 101
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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Al合金の超音波接合部における微細組織形成過程を明らかにすることを目指し,FE-SEM/EBSD法により結晶方位解析を行なった.その結果,超音波振動している試料側の接合界面近傍において,せん断変形による加工組織の形成と温度上昇による再結晶組織の形成が進行することが分かった.
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高嶋 万将, 三澤 浩太, 安藤 雅哉, 前田 将克, 高橋 康夫
セッションID: 102
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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Alリボンを用いた超音波リボンボンディングにおける界面摺動振幅の計測および数値シミュレーションによる界面接合現象の検討を行った.その結果,凝着の進展に伴い接合界面の振幅は減少し,基板にはせん断力による応力集中が発生することが分かった.
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小宮山 和希, 佐々木 朋裕, 渡辺 雄介
セッションID: 103
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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アルミニウムの超音波接合を対象に、接合工具の表面形状が接合部の温度変化と微細組織に及ぼす影響を調べた. 本報では、工具/接合材間の振動挙動による接合部の形成の違いを接合強度と関連させて述べる.
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後藤 優太, 藤井 啓道, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 104
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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Al合金と鉄鋼材料の異材超音波接合では、接合界面でAl合金が再結晶組織を形成し、接合において重要な役割を果たしていると考えられる。そこで本研究では、再結晶組織の形成機構を調べ、再結晶組織とせん断引張試験での破断機構との関係性について報告する。
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~FSW+MAG溶接継手の耐食性および機械特性に関する検討~
片山 翼, 木坂 有治, 木村 文映, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 105
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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ステンレスクラッド鋼管への摩擦撹拌接合(FSW)適用に向け、第一報では、ステンレス層と炭素鋼層を混合させることなく同時に接合可能な適正条件範囲の見極めを行った。第二報では、FSW接合部の耐食性および、FSW+マグ溶接継手の機械特性について調査し、施工で要求される基準値を満足するかどうかを確認する。
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古谷 拓希, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 106
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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フェライト系耐熱鋼に対して摩擦攪拌を実施した結果、攪拌温度がA3点以上であったにも関わらず、微細なフェライト・マルテンサイト組織が得られ、優れた強度・伸びバランスを示した。本研究では、この微細組織の形成機構に関して報告する。
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ミロノフ セルゲイ, 稲垣 宏典, 大沼 峻輝, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 107
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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摩擦攪拌接合過程では非消耗回転ツールの周りに微細粒が形成し、その後の冷却過程で静的熱影響を受けて、最終的に攪拌部組織となる。本研究では、種々の材料における冷却過程での組織変化挙動について報告する。
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薄田 真一, 三宅 将弘, 佐藤 裕, 粉川 博之, 大森 俊洋, 石田 清仁, 今野 晋也
セッションID: 108
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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前報にて、接合温度が低い条件下でのCo基合金ツールの損傷は、硬質相のサイズと量に依存することが示唆された。そこで本研究では、硬質相量を変えることにより長寿命なCo基合金ツールの設計・試作を試み、試作ツールの寿命評価を実施した。
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両面同時摩擦攪拌接合法の開発
小野瀬 満, 加賀 慎一, 芳村 泰嗣, 平野 聡, 佐藤 章弘
セッションID: 109
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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凹凸ツールを用いた両面同時摩擦攪拌接合法を用いたアルミ合金#1N30ならびに#1050の接合部板厚0.3mmの突合せならびに重合せ接合の試験結果を報告する。
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金丸 周平, 佐々木 智章, 藤井 英俊, 上路 林太郎, 森貞 好昭
セッションID: 110
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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鉄鋼材料の摩擦撹拌接合において、シールドガス組成の影響について検討した。主な結果として、HeとArでは、線接合におけるツール破断寿命とバリの発生状況に違いがみられた。また、シールドガス中の酸素濃度によって、回転トルク及び撹拌部の断面形状や金属組織に違いがみられた。
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孫 玉峰, 藤井 英俊
セッションID: 111
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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In this study, SPCC steel plate with a thickness of 0.8mm was successfully friction stir welded by using a probe-less tool and a small titling angle of the rotating tool. The microstructure and mechanical properties of the welds associated with the varied welding parameters were also characterized.
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笠井 秀幸, 森貞 好昭, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 112
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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軽量化のためにマグネシウム合金の適用が注目されているが、鉄とマグネシウムは二相分離し融点に大きな差があり、溶融接合は極めて困難である。そこで本研究では,固相接合である摩擦撹拌接合と添加元素のアルミニウムを用いることで、二相分離する鋼と各種マグネシウム材の異材接合を試みた。
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佐藤 雄太, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 113
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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高強度鋼では、HAZ軟化による強度低下が知られている。本研究では入熱を極力減少させた低回転摩擦攪拌点接合(Low Rotation Rate-FSSW)を様々の強度を有する鋼板に対して実施し、母材強度とHAZ軟化の関係を調査した。その結果400Hv以上の強度を有する鉄鋼材料であってもHAZ軟化の存在しない接合体を得られることが明らかとなった。
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三浦 拓也, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 114
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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Ni-C鋼を用い、FSWによって安定化する残留オーステナイトに対して与えるFSW後の急速冷却の影響を調査した。液体CO
2を用いた急速冷却FSWを行った結果、通常のFSWよりも多くの残留オーステナイトが安定化することが明らかとなった。さらに、安定化した残留オーステナイトの機械的特性の変化を調査した。
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田中 宏宜, 斧田 俊樹, 永塚 公彬, 岡田 俊哉, 中田 一博
セッションID: 115
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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摩擦重ね接合法を用いて、各種軽金属とポリアミド6との直接接合を行い、各種金属の添加元素が接合特性に及ぼす影響を検討した。Al合金中のMg添加量(0-4mass%)の増加に伴い継手強度が増加した。Al合金/ポリアミド6の接合界面に形成されたMgOの水素結合力が、継手強度の増加に寄与することが示唆された。
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本間 祐太, 相澤 大器, 茅野 林造, 佐藤 裕, 粉川 博之
セッションID: 116
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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ラインパイプ用鋼接合部の低温靱性および継手強度の更なる向上のため、摩擦撹拌接合(FSW)に着目している。一方で、比較的厚板材への適用ではツール材の制約から複数パスが必要となる可能性があるため、本研究ではAPI-X65鋼を用いFSW上下面施行を実施し、撹拌部の低温靱性を溶融溶接部と比較した。
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谷 亮輔, 加藤 数良, 前田 将克, 野本 光輝
セッションID: 117
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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高強度アルミニウム合金として2024と7075合金を組合せた異材摩擦攪拌接合を行い,接合時の力学的特性と継手の組織および機械的性質について検討した.
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松下 宗生, 池田 倫正, 大井 健次
セッションID: 118
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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鋼組成の異なる種々の構造用厚鋼板を用い、片側1パス接合により摩擦攪拌接合継手を作製し、得られた接合部の組織、硬さ、靭性を解析し、鋼板組成が接合部の組織、特性に及ぼす影響を検討した。
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神原 徹, 安井 利明, 福本 昌宏
セッションID: 119
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本研究はアルミナとA5052の摩擦攪拌点接合による接合特性を明らかにすることを目的とし,接合体の引張試験後の破断面の観察,接合界面の観察を行うことで,アルミナとA5052の接合の行われる点と接合メカニズムの検討を行った。
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生田 明彦, ノス トマス, 京極 秀樹
セッションID: 120
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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一般的な円柱型プローブツールとは塑性流動状態が異なることが示唆されている三角柱型プローブツールについて,接合材料が付着した状態で摩擦攪拌点接合を行い,接合継手におよぼす付着物の影響について,接合材料の塑性流動の状態をトレーサ法により可視化して調査を行った.
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生田 明彦, ノス トマス, 京極 秀樹
セッションID: 121
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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摩擦攪拌点接合において,塑性流動を効率的に発生させるためには接合材料をせん断的に変形させることが重要であると考えられる.そのため,プローブ部について切削工具の知見を取り入れて形状設計された接合ツールを用いた場合,接合継手の機械的性質におよぼす影響について調査した.
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前田 卓磨, 宮下 幸雄, 大塚 雄市, 瀬尾 伸城
セッションID: 122
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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アルミニウム合金と亜鉛メッキ鋼板の摩擦撹拌異材重ね接合を行った.接合部界面に形成される金属間化合物の生成挙動と接合条件の関係を明らかにした.接合速度の低下にともない金属間化合物の最大厚さは増加した.金属間化合物の生成状態と接合強度の関係について考察した.
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柿内 茂樹, 清水 孝晃, 氷見 清和, 冨田 正吾
セッションID: 123
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本研究は,Al合金とMg合金の異種材料の重ね継手をプローブ長さが異なる接合ツールで摩擦攪拌接合し,接合性に及ぼすツール挿入深さの影響について検討した. その結果,ツールを下板のMg合金に深く挿入して接合すると,空洞欠陥や割れの発生領域が増加し,引張せん断荷重が減少した.
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高 業飛, 石田 和也, 永塚 公彬, 中田 一博
セッションID: 124
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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摩擦攪拌接合(FSW)によりCP-Ti/SUS304の重ね異材接合を行い、接合特性に接合速度が及ぼす影響を検討した。接合界面にはβ-Ti、Ti2Ni、FeTi、Fe2Tiおよびσ-FeCrが界面反応層として形成された。継手のピール強度は、接合速度25から50mm/minにおいて接合速度の増加に伴い大きくなり、さらに接合速度を増加させると低下した。
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小澤 崇将, 加藤 数良, 野本 光輝, 前田 将克
セッションID: 125
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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3003アルミニウム合金とポリカーボネート樹脂を用いた重ね摩擦攪拌接合による接合の可能性を検討した.
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永塚 公彬, 吉田 昇一郎, 土谷 敦岐, 中田 一博
セッションID: 126
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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摩擦重ね接合により、炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)とアルミニウム合金(A5052)の直接異材接合を行い、A5052表面の研磨処理および接合速度が接合特性に及ぼす影響について検討を行った。研磨処理によって継手強度は向上し、接合速度1600mm/minにて継手強度は最大となった。CFRTPとA5052は、酸化物層を介して接合された。
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北川 大喜, 永塚 公彬, 山岡 弘人, 中田 一博
セッションID: 127
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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摩擦熱と加圧力を利用して、鉄鋼材料と樹脂材料の直接接合を行った。SPCC/PA6接合では、接合条件と接合強度の関係を調べ、強固な接合界面の形成を実現した。さらに、数種類の鉄鋼および樹脂材料を用い、接合前の表面処理が接合性に与える影響を考察した。
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劉 峰超, 中田 一博, 廖 金孫
セッションID: 128
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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摩擦重ね溶接法を用いてA6061アルミニウム合金及びAZ31Bマグネシウム合金とMC Nylone-6ナイロンとの接合実験を行い,摩擦重ね溶接法による軽金属と熱可塑性樹脂との接合可能性を検討した.また,溶接パラメータが接合部ブロホール生成及び重ね継ぎ手強度に及ぼす影響についても調査した.
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宮野 泰征, 上路 林太郎, 神谷 修, 大久保 燎, 藤井 英俊
セッションID: 129
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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中炭素鋼は適度な強度を有するが,溶融溶接では,相変態,炭化物,あるいは凝固割れの発生により機械的特性が劣化してしまうケースがある.本研究では,中炭素鋼に摩擦攪拌接合を適用して得られる継手の接合部組織と機械的特性について検討し,摩擦攪拌接合による継手特性改善の可能性について報告する.
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雷 哲, 森貞 好昭, 上路 林太郎, 藤井 英俊
セッションID: 130
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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摩擦攪拌接合(FSW)は材料の塑性流動を利用して接合を行う接合法であり,接合中における塑性流動挙動の理解は極めて重要である.様々な方法で摩擦攪拌接合中の塑性流動挙動の解明が試みられてきたが,金属材料接合時の直接観察は困難であった.本研究では2組の高輝度X線透過装置を組み合わせ,摩擦攪拌接合に生じる塑性流動を3次元可視化し,塑性流動挙動に及ぼすツール前進角の影響を詳細に調査した.
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Yoon Sungook, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 131
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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厚さ5mmのTi-6Al-4V合金板材の摩擦攪拌接合を実施し、接合前の母材の微細組織が摩擦攪拌部の特性に及ぼす影響について調査した。接合中の最高温度がβトランザス以下の場合、母材組織が微細であるほど、攪拌部組織も微細になることが明らかとなった。
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山崎 亮太, 伊藤 和博, 奥田 達哉, 小濱 和之, 藤井 英俊, 上路 林太郎, 志賀 千晃
セッションID: 132
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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490 MPa級高張力鋼板にMX-Z200溶接金属をビートオンプレート溶接し、余盛り削除後に残留応力を再度内在するためTIG溶接した。その溶接部に摩擦攪拌プロセスを施し、曲げ疲労寿命を増加させた。疲労寿命改善を微細組織と残留応力から、更にSS400鋼板での結果と比較して考察する。
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木元 慶久, 長岡 亨, 渡邉 博行, 福角 真男, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 133
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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本研究では,Mg合金に対してCu薄板を摩擦攪拌スポット接合し,その上から摩擦攪拌プロセス(FSP)を行うことで,合金層を形成するプロセスを試みた.FSPによるCu添加がMg合金の微細組織や硬さに及ぼす影響等について報告する.
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橋本 健司, 藤井 英俊, 上路 林太郎, 河田 直樹, 石川 武
セッションID: 134
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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アルミニウム合金とマグネシウム合金の溶融溶接は、金属間化合物が形成されるために不可である。今回、固相接合である摩擦攪拌接合法を用い、6000系アルミニウム(A6N01)と純金属に近いM1マグネシウム合金の接合を実施した結果について報告する。
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長岡 亨, 木元 慶久, 渡辺 博行, 福角 真男, 森貞 好昭, 藤井 英俊
セッションID: 135
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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溶射によって基板上に形成した超硬層に摩擦攪拌プロセスを施し、プロセス条件と得られる組織の関係について検討した。最適条件では、超硬層の緻密化が起こり、2000HV以上の硬さが得られた。一方で、低加重の条件では、超硬層の緻密化が不十分になるとともに、改質部表面にクラックが生じた。
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坂村 勝, 大石 郁, 大田 耕平, 水成 重順, 竹保 義博, 藤井 英俊
セッションID: 136
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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筆者らは,軟質金属と硬質金属の重ね点接合継手強度をアンカー効果によって高めることのできる摩擦アンカー接合を考案した。本発表では,アルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の2枚重ね継手に摩擦アンカー接合を適用した際の接合メカニズムについて報告する。
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中村 照美
セッションID: 137
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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Arシールドガス中で生じる溶融金属液柱をレーザにより切断除去するAr-GMA溶接プロセスを開発した。同軸複層ワイヤではワイヤの溶融挙動を変えることで溶融金属液柱を短縮化できる。ソリッドワイヤで長く伸びた液柱の切断・除去を行うために適切な位置にレーザ照射することで安定なAr-GMA溶接が可能になった。
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兵間 賢吾, 野々村 将一, 猪瀬 幸太郎, 山岡 弘人
セッションID: 138
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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同軸複層ワイヤを用いた純Ar-GMAWを9%Ni鋼共金溶接に適用し,100%Arシールドガス中でも安定かつ十分な濡れ性を確保した溶接を実現できる施工法について検討した。また,継手性能試験を行い,本プロセスで得られる継手の評価を行った。
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町田 貴明, 金子 裕良
セッションID: 139
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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亜鉛めっき鋼板のアーク溶接において、溶接効率低下の原因となるブローホールの低減方法を検討する。電磁石から磁場を付加して溶融池の振動を促し、溶融池に溶け込んでいる気化状態の亜鉛を取り除く方法を提案する。そして、ブローホールの低減の有効性を溶接実験により示す。
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溶滴離脱性へのパルス電流波形の影響
野々村 将一, 兵間 賢吾, 山岡 弘人
セッションID: 140
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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パルス電流波形と溶滴の離脱性の関係を高速度カメラにより観察した。溶滴移行形態が1パルスNドロップの場合と、Nパルス1ドロップの場合での、溶滴の離脱性および母材へのスパッタ付着量を評価し、溶滴の離脱性を向上させるパルス波形の考案を行った。
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河隅 海, 上路 林太郎, 森貞 好昭, 釜井 正善, 藤井 英俊
セッションID: 141
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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マグネシウムは実用金属の中で最も軽量でありながら、室温での変形能が低いことから溶接を用いての加工が重要となる。しかしマグネシウムを溶接するために用いられる交流TIG溶接では溶け込みが浅いなどの問題がある。よって溶接効率を向上させるためにAA-TIG溶接を行い、溶け込み深さの調査を行った。
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久保 俊季, 山崎 敬久, 池庄司 敏孝, 鈴村 暁男
セッションID: 142
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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軽量真空容器作製を目的にSUS316Lの薄板にビード幅を狭くできるAA-TIG溶接を施すことにした。熱影響部に偏って形成されるMn酸化物の抑制のためSi、SiO2を薄板に塗布して溶接した。Mn酸化物は抑制され、Si塗布では溶融池内に溶融しSiO2塗布では溶融池表面に浮かぶためビード形状に変化がみられた。
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冨加津 力, 楠元 一臣, 佐藤 令季
セッションID: 143
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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アーク放電によるバリ除去加工法は,高効率な除去加工ができるなど有益な点があるが,本法の除去加工過程については明らかにされてない.そこで,本研究では高速度ビデオカメラを用いて,バリの除去過程を撮影し,得られた画像データから除去加工過程および加工品質との関係について検討した.
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内山 学, 楠元 一臣
セッションID: 144
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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本研究はアーク放電による除去加工のシミュレーションに関するものである.計算にはFLOW-3Dを使用した.バリの形状と大きさ,アーク電流,移動速度およびトーチ位置を変化させて計算を行い,加工部の時間変化,除去量である加工量指数および加工後の外観形状を求めて,実験値と比較検討した.
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上月 渉平, 石神 篤史, 早川 直哉, 大井 健次
セッションID: 145
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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高速溶接でのビード安定化やアンダーカット防止を目的に、多電極サブマージアーク溶接の電極を溶接方向に向かって並列に配し、ビード形状に及ぼす並列極間の電流位相差の影響を評価した。
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杉山 大輔, 幸村 正晴, 村西 良昌, 堀口 元宏, 島本 正樹, 佐々木 誉史
セッションID: 146
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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至近のIMOが制定した新塗装基準(PSPC)では溶接部についても表面品質の厳格化が求められている。そこで本報では片面サブマージアーク溶接において塗装性を妨げるビード表面の鉄粒について発生メカニズムを解明し、発生数を極限まで低減できる鉄粉系ボンドフラックスを開発した。
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中島 均, 宇都宮 昭弘, 藤井 信之, 奥野 勉
セッションID: 147
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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アーク溶接時に発生する強い紫外放射は被爆者の健康障害の要因の一つであり,その有害性評価が重要である.本研究ではアルミニウム合金のミグおよびティグ溶接時に発生する紫外放射の実効照度を測定し,アーク光源からの角度依存性および母材や溶加材などの含有元素の影響について比較・検討した.
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宇都宮 昭弘, 中島 均, 藤井 信之, 奥野 勉
セッションID: 148
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
会議録・要旨集
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溶接作業場ではロボット溶接が普及し,溶接作業者のみでなく周辺作業者も強い紫外線被曝環境下におかれ健康障害へのリスクが高まっている.そこで本研究ではマグおよび炭酸ガスアーク溶接下の紫外放射の実効照度を測定し、シールドガスおよび溶滴移行現象の違いが実効照度に及ぼす影響を調査・検討した.
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内田 拓磨, 中世古 圭基, 鈴木 実平, 川上 博士, 尾崎 仁志
セッションID: 149
発行日: 2014年
公開日: 2015/01/07
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直径19mmの鋼スタッドの横向き溶接において、溶け落ちや融合不良を生じない健全な継手を得る条件を検討した。下向溶接用のフェルールを用い、通常の下向溶接で用いられる条件よりアーク時間を1.5~1.8倍に延長した範囲において横向溶接が可能であることを確認した。
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