溶接学会全国大会講演概要
平成29年度秋季全国大会
セッションID: 246
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抵抗スポット溶接における散り発生過程の粒子法シミュレーション
*島田 克之茂田 正哉田中 学谷口 公一松田 広志池田 倫正
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キーワード: スポット溶接, 散り, 粒子法
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抄録
抵抗スポット溶接における散り発生の詳細なメカニズムとその飛散挙動を明らかにするため,溶融金属の流動および飛散過程を非圧縮性SPH法を用いてモデル化し数値シミュレーションを行った.その結果,溶融金属が周囲のボンド部を引きずりながら被溶接材料の間を流出し,液柱を形成した後に分裂して液滴となる,という飛散現象が推測された.また加圧速度を変えることで散りの飛散挙動にも変化が見られた.
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© 2017 社団法人 溶接学会
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