溶接学会全国大会講演概要
平成29年度秋季全国大会
セッションID: 356
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高窒素ステンレス鋼のスタッド溶接部における溶接条件と静的強度の関係
*中野 光一佐本 景
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抄録

高窒素ステンレス鋼を溶融溶接すると、溶接部から窒素が放出されることで、強度・耐食性が劣化するという課題がある。そこで、本研究では、溶接時間が極めて短く、窒素の放出を極力低減できる可能性のあるスタッド溶接法により高窒素ステンレス鋼を溶接した後、接合部に対しASME Sec.IXに準じた評価試験及び窒素量測定等の試験を実施し、高窒素ステンレス鋼に対しスタッド溶接法が有効であるか否かの評価・検討を行った。

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© 2017 社団法人 溶接学会
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