溶接学会全国大会講演概要
平成29年度秋季全国大会
セッションID: 117
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繰返し負荷による残留応力緩和挙動と疲労強度への影響
*米澤 隆行島貫 広志田中 睦人森 猛
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抄録
HFMI技術では,主に圧縮残留応力の導入により疲労強度を改善する.しかし,溶接止端部の局所残留応力は測定が難しく,かつ負荷によって変動するため,定量的な挙動の把握が課題となっている.本研究では,UITを施した溶接継手における繰返し負荷による残留応力緩和挙動やその鋼材強度依存性を調査した.また,調査結果を疲労限推定法(既提案)に適用し,UITの疲労限強度や高強度鋼との組合せ効果の予測を試みた.
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© 2017 社団法人 溶接学会
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