テルミット頭部補修溶接法の溶込み形状に及ぼす湯流れの影響

抄録

テルミット頭部補修溶接法は、レール頭部損傷を効率的に補修することが可能となる有用な溶接法である。しかしながら、溶込み形状がいびつなため、一部で溶込み量が少ない領域が存在する。そこで、本研究では、溶込み形状を形成する要因となる湯流れに着目し、湯流れが及ぼす溶込み形状への影響について検討した。