溶接学会全国大会講演概要
平成30年度春季全国大会
セッションID: 213
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球面先端形状ツールを用いた摩擦攪拌プロセスによる低炭素鋼溶接余盛止端部組織と形状の改善およびそれらの疲労強度への効果
*山本 啓段野 芳和伊藤 和博三上 欣希藤井 英俊
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抄録
摩擦攪拌プロセス(FSP)を余盛止端部へ施工可能であると以前に示したが,ツール形状や最適な押し当て角度でも,母材側の攪拌部に切欠き状の溝が形成され,疲労強度の大幅な増加に至らなかった.本研究では,丸型先端形状ツールを用いて,平坦部への手法と同様にFSPを施した.これにより母材側攪拌部の減肉を抑制し,溶接部の更なる疲労強度改善を試みた.各プロセス条件の結果を鑑み,最適な施工方法について議論する.
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© 2018 社団法人 溶接学会
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