溶接学会全国大会講演概要
2020年度秋季全国大会
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抵抗スポット溶接における水素侵入機構に関する検討
*松井 翔若林 千智児玉 真二
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キーワード: 抵抗スポット溶接, 水素
会議録・要旨集 認証あり

p. 134-135

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抄録

抵抗スポット溶接における侵入水素量を決定する機構解明を目的に、980MPa級冷延鋼板を用い、ナゲット径、加圧力と侵入水素量の関係を調査した。試験範囲内においてナゲット径によって侵入水素量は変化せず、加圧力が高いと侵入水素量が増加する傾向が見られた。この結果から、通電前の加圧時に鋼板間で加圧され、保持された防錆油量が侵入水素量を決定する可能性が示された。

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© 2020 社団法人 溶接学会
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