溶接学会全国大会講演概要
2021年度秋季全国大会
会議情報

高Mnオーステナイト鋼の損傷発展挙動と破壊靭性予測
*辻 勇悟山本 昴育庄司 博人大畑 充泉 大地平出 隆志
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 198-199

詳細
抄録
極低温下で高い靭性が要求される構造部材において、高強度オーステナイト鋼である高Mn鋼の適用が期待される。本研究では、高Mn鋼の損傷発展挙動からフェライト鋼で確立された延性損傷数理モデルを拡張し、高Mn鋼の破壊靭性(延性亀裂発生・進展抵抗)を予測することを目的とする。また、モデルの妥当性を検証するため高Mn鋼と同じオーステナイト鋼で一様伸びが小さく局部伸びが大きいSUS310Sについて破壊靭性の予測可否を検証した。
著者関連情報
© 2021 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top