溶接学会全国大会講演概要
2021年度秋季全国大会
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粒子法シミュレーションを用いたマグ溶接時のスラグ輸送過程の支配的因子の調査
*深澤 孝公古免 久弥茂田 正哉田中 学
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キーワード: 粒子法, スラグ, マグ溶接
会議録・要旨集 認証あり

p. 22-23

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抄録
溶接スラグの定着位置制御の指針を得るためマグ溶接中のスラグ輸送の支配因子を見出すことを目的とし,非圧縮性SPH法を用いた4つの溶融池駆動力および気流がスラグに与える力を個別に作用させた数値実験を行い,溶融池表面で発生したスラグの挙動を調査した.その結果,熱源中心近傍では気流がスラグに与える力と表面せん断力が,溶融池後方ではMarangoni効果による力がスラグの輸送を支配していることが示唆された.
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© 2021 社団法人 溶接学会
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