溶接学会全国大会講演概要
2021年度春季全国大会
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第一原理計算によるB2型金属間化合物FeAlの点欠陥に伴う局所電荷の偏りの解析
*高原 渉野田 賛太廣瀬 明夫
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会議録・要旨集 認証あり

p. 54-55

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抄録
B2型金属間化合物FeAlを対象に、点欠陥として空孔や原子置換が存在するときの局所電荷の偏りを第一原理計算により調査した。計算は、擬ポテンシャル法、平面波基底による第一原理計算と数値原子基底を用いた全電子の第一原理分子軌道法によるクラスター計算を併用した。FeAlのサイト置換型の点欠陥については、Alリッチではイオン結合性がより強くなり、これがよりAlリッチで脆性的になることと関係していることが考えられる。
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© 2021 社団法人 溶接学会
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