溶接学会全国大会講演概要
2022年度秋季全国大会
会議情報

WES2805 CTOD デザインカーブの高精度化に関する検討
-降伏比とリガメント断面降伏挙動の影響-
*米澤 隆行大川 鉄平萱森 陽一
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 154-155

詳細
抄録
WES2805では、欠陥領域のひずみからCTODを推定するデザインカーブを規定している。一方、溶接構造物に適用が拡大している高強度鋼では、低強度鋼と比較して降伏比YRが高くなる傾向があるが、YRがCTODに及ぼす影響は明確になっておらず、デザインカーブは、YRの影響を考慮できていない。そこで、本研究ではFEM解析により突合せ溶接継手のCTODに及ぼすYRの影響について調査し、デザインカーブの問題点を検討した。
著者関連情報
© 2022 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top