炭素鋼凝固割れ感受性に及ぼすTi 添加効果の実験的検証

佐原 直樹; 山下 正太郎; 才田 一幸; 小野 数彦; 蘭韋明

doi:10.14920/jwstaikai.2022f.0_166

2022年度秋季全国大会

DOI https://doi.org/10.14920/jwstaikai.2022f.0_166

会議情報

主催: 一般社団法人　溶接学会

会議名: 2022年度　溶接学会秋季全国大会

回次: 111

開催地: くにびきメッセ（島根県立産業交流会館）

開催日: 2022/09/08 - 2022/09/10

炭素鋼凝固割れ感受性に及ぼすTi 添加効果の実験的検証

*佐原直樹, 山下正太郎, 才田一幸, 小野数彦, 蘭韋明

著者情報

キーワード: 炭素鋼, 凝固割れ, バレストレイン試験, Ti 添加効果

会議録・要旨集認証あり

p. 166-167

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抄録

炭素鋼の高能率溶接施工時に梨形ビード割れの発生が問題となる．梨形ビード割れは凝固割れに分類されることから，発生要因の1つである冶金学的観点に基づく対策が有効である．本研究では，炭素鋼の凝固割れ感受性に及ぼすTi添加効果に対して二相包晶凝固モデルに基づく理論的検討を実施し，Ti適正添加範囲を明らかにした．その後，トランスバレストレイン試験を用いてTi適正添加範囲が妥当であることを実験的に確認した．

責任著者(Corresponding author)

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