溶接学会全国大会講演概要
2022年度秋季全国大会
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ろう材の形態差がろう付体の耐食性に与える影響
*山崎 交輝加藤 彪吾小林 晃己古谷 美宙宮沢 靖幸備前 嘉雄
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会議録・要旨集 認証あり

p. 18-19

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抄録
本研究室ではNi系ろう材によるステンレス鋼のろう付に関し研究を行ってきた。その結果ろう材中のホウ素(B)とクロム(Cr)が反応、Cr-B化合物を形成することでCr欠乏層を生じ耐食性に影響を及ぼすことが確認されている。 粉末から箔へとろう材の代替が進む中で、これらに差異があるか明らかにする必要がある。 本研究では電気化学的手法による耐食性評価と組織観察、元素分析を組み合わせ過去の結果を含め比較を行った。
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© 2022 社団法人 溶接学会
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