溶接学会全国大会講演概要
2022年度秋季全国大会
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オーステナイト系ステンレス鋼溶接金属の加工誘起マルテンサイト変態による極低温じん性増加に及ぼすMn量の影響
*小田 怜佳山本 啓伊藤 和博馬庭 啓史北川 良彦渡邉 博久
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会議録・要旨集 認証あり

p. 210-211

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抄録
オーステナイトステンレス鋼溶接金属は,高温割れ防止の観点から適量のδフェライトを含有させることが望ましい一方,高δフェライト設計にて極低温じん性を確保するのは困難となる.前報では,極低温下でのシャルピー衝撃試験時に加工誘起マルテンサイト変態が生じることで吸収エネルギーが増加することを示した.本研究では,Mn添加が吸収エネルギー増加量に及ぼす影響について,過去の結果との比較とともに報告する.
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© 2022 社団法人 溶接学会
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