溶接学会全国大会講演概要
2024年度秋季全国大会
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超ハイテン鋼板の重ねすみ肉溶接における溶接ワイヤCr濃度と溶融池温度分布や物質流動の関係が止端部形状に及ぼす影響
*星野 佑介伊藤 和博Hamed Zargari Habib小澤 俊平戸田 要鈴木 励一
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会議録・要旨集 認証あり

p. 168-169

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抄録
1180 MPa級冷延鋼薄板にCr濃度の異なる溶接ワイヤを用いて重ねすみ肉溶接を行い,平面曲げ疲労試験を行った.溶接条件やCr濃度により疲労寿命が異なった.止端部形状による応力集中とCr濃度増加による溶接部硬化との競合が疲労寿命の決定要因と考え,Ar-10%CO2と同等雰囲気で測定したCr-Fe二元系合金の表面張力温度依存性から溶融池温度分布と物質流動を再現し,止端部形状について考察する.
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© 2024 社団法人 溶接学会
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