溶接学会全国大会講演概要
2024年度秋季全国大会
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建築構造用780MPa級鋼を使用した溶接組立箱形断面柱への大入熱溶接の適用 (第1報)
-大入熱溶接熱影響部じん性に優れた鋼板の開発-
*田畑 晃人山口 徹雄仮屋崎 誠宮田 亮太小林 光博吉村 鉄也
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会議録・要旨集 認証あり

p. 192-193

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抄録
建築物の超高層化に伴って高強度化・厚肉化が進んでいる溶接組立箱形断面柱のスキンプレートとダイアフラムの溶接ではエレクトロスラグ溶接が用いられるが,ダイアフラムが厚肉である程,十分な溶込みを得るために溶接入熱が増大する. しかし, 一般に大入熱であるほど鋼材の溶接熱影響部靭性は劣化する.そこで本報では, 大入熱溶接においても優れた溶接熱影響部靱性を有する780N/mm2級鋼の機械的性質を報告する.
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© 2024 社団法人 溶接学会
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