溶接学会全国大会講演概要
2024年度秋季全国大会
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抵抗スポット溶接部の熱影響部焼戻しと継手強度の関係
*遠藤 玲子小西 恭平髙島 克利松下 宗生
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会議録・要旨集 認証あり

p. 58-59

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抄録
高炭素当量の鋼板を用いた抵抗スポット溶接では、溶接部のナゲットが脆化しやすく、継手強度(CTS)を確保することが困難である。これに対して、ナゲット端近傍の熱影響部(HAZ)の組織制御に着眼し、焼戻しによる局所的なHAZ軟化を可能とする後通電パターンを考案した。後通電を適用した継手では、破断形態がプラグ破断となり、CTSは安定して向上する結果が得られた。
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© 2024 社団法人 溶接学会
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