溶接学会全国大会講演概要
2024年度春季全国大会
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超ハイテン鋼板のアーク溶接継手疲労強度向上に関する研究
*星野 佑介伊藤 和博山本 啓HONG Seong Min戸田 要鈴木 励一
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会議録・要旨集 認証あり

p. 146-147

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抄録
Cr濃度の異なる溶接ワイヤを用いて,超ハイテン材の重ねすみ肉溶接継手を作製し,平面曲げ疲労試験を行った.ある特定のCr濃度にて疲労寿命が最も高くなった.Crを6 mass%以上含む溶接ワイヤを用いた溶接金属は母材より硬く,溶接金属と母材との境界にて破断が生じていた.止端部形状はCr量に依存しているように見られ,Cr濃度による溶融池内の物質の流れや凝固過程が影響していると考えられる.
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© 2024 社団法人 溶接学会
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