抄録
横浜市水道局では、小雀浄水場内沪過池上部に太陽電池を取り付けた可動式のFRP製覆蓋を
設置し、その発電電力を浄水場内電気設備に系統連系し、供給を開始した。本太陽光発電システムは、
一年間の運転実績から、沪過池のメンテナンス性を損なうことなく、異物投入防止の目的、太陽光発電
設備としての機能を十分に満足させるシステムであるとの実証を得た。本稿は、今まで利用されていな
かった沪過池の上部開放水面を利用した太陽光発電のシステム概要及び運転実績報告である。また、平
成14年度に実施する高濃度次亜塩素酸ナトリウム生成装置の基本性能と装置から発生する水素の燃料電
池への利用、太陽電池搭載型フロートによる防藻対策の研究事業も紹介する。