水道事業における事業計画の基礎となる水需要予測には、その都市の水利用実態や特性が正しく反映さ れることが重要である。本取組では水需要予測への活用を主な目的とし、本市の一般家庭101世帯において用途別 水使用量調査と、節水機器の普及状況や水の使い方等に関するアンケート調査を行った。調査結果からは、用途 ごとの水利用割合や今後の節水化傾向の見込みなど、本市の水利用実態や特性を把握するうえで有用なデータを 得た。また、調査結果の一部を水需要予測の家事用水量の将来推計において活用し、本市の水利用実態を推計に 反映した。