抄録
固相抽出- 高速液体クロマトグラフを用いた水道水中の非イオン界面活性剤の検査法について、測定精度の
向上を目的として試験溶液の調製方法を検討した。検討の結果、固相抽出操作において試料容器を20 v/v%メタノー
ル溶液で洗浄することで回収率が向上し、錯化および発色操作において振とう速度や遠心力を増加させることで発
色強度が向上した。検討した検査法の妥当性を評価した結果、検量線の各濃度点で真度が96~104 %、精度が0.9~6.0
%であり、水道水への添加回収試験では真度が100 %、併行精度が5.7 %であり、全て妥当性評価ガイドラインの目
標を満たした。