東京農工大学農学部農芸化学科
1986 年 34 巻 4 号 p. 284-287
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人間は年を取るとだれでも病気にかかりやすくなったり, 身体がかたくなったり, 皮膚がたるんだり骨がもろくなったりする。そしてやがて寿命がつきて死んでしまう。これはあたりまえのことと思う一方では, 古くから「不老不死」の薬をさがし求めてきた。現在, 老化や寿命の原因に関してどのような考えがあるのかをまず紹介しよう。そして, その中でも, 生体の中のタンパク質におこる化学反応(非酵素的反応)と老化との関係を, 結合組織を中心に探ってみる。
化学教育シンポジウム
化学と教育
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