岩手大学21世紀COEプログラム
2008 年 46 巻 2 号 p. 128-134
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植物は温度や乾燥などのストレスに曝されると,環境に応じて体の状態を積極的に変化させることによって生命を維持する.環境ストレス条件下では多くの遺伝子の発現が誘導されるが,中でも顕著に誘導されるのがLEAタンパク質に代表される親水性タンパク質である.これらタンパク質の特徴や機能は長年不明であったが,最近の研究により,その一端が明らかにされつつある.植物の環境ストレス応答に関与する親水性タンパク質の特徴と役割を概説する.
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