東京大学大学院薬学系研究科衛生化学
科学技術振興機構さきがけ
2008 年 46 巻 5 号 p. 316-322
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急性炎症の収束過程における脂質メタボローム解析から,抗炎症性の新規メディエーター,レゾルビンとプロテクチンが見いだされ,これらがエイコサペンタエン酸(EPA),ドコサヘキサエン酸(DHA)などω3脂肪酸を前駆体として体内で生成することが明らかになった.これらの抗炎症性脂質メディエーターは,一度誘発された炎症を積極的に収束させる活性を有しており,新しいタイプの炎症調節因子として注目されている.
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