理化学研究所中央研究所 明治大学大学院農学研究科
理化学研究所脳科学研究センター
理化学研究所中央研究所 東京大学大学院農学生命科学研究科
2008 年 46 巻 5 号 p. 339-345
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ビタミンは健康を維持する上で微量ではあるが必須の物質であり,体内でつくり出せないために食物から摂取しなければならない.ピロロキノリンキノン(PQQ)は栄養学的な知見からビタミンの候補と考えられてきたが,体内でどのような酵素と結びついているのかが謎のために,ビタミンとして認められていなかった.ここでは,再びPQQがビタミンとしての可能性があると考えられるようになった経緯と,その後新しく得られた知見を紹介する.
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