J-STAGE トップ  >  資料トップ  > 書誌事項

化学と生物
Vol. 46 (2008) No. 7 P 460-464

記事言語:

http://doi.org/10.1271/kagakutoseibutsu.46.460

解説

シトルリンはアミノ酸の一種で,尿素回路を構成する化合物の一つである.1930年に日本の研究者によって,スイカの果汁から発見された.化学式は C6H13N3O3,化合物名は2-アミノ-5-(カルバモイルアミノ)ペンタン酸,分子量は175.2である.「シトルリン(citrulline)」という名前は,スイカの学名である Citrullus vulgaris に由来する.動物,特に哺乳類に広く存在し,1950年ごろには,ヒトの体内で重要な役割を果たしていることが明らかになり,1980年代に入ると,一酸化窒素(NO)との関係が見いだされ,今日この分野での研究が活発に行なわれている.

Copyright © 2008 by Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry

記事ツール

この記事を共有