土木学会論文集B2(海岸工学)
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論文
九十九里浜全域における地盤沈下を考慮した沿岸漂砂量分布の算定
大木 康弘宇多 高明大谷 靖郎五十嵐 竜行三波 俊郎
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2016 年 72 巻 2 号 p. I_775-I_780

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抄録

 九十九里浜では,漂砂源の枯渇や地下水汲み上げに起因する地盤沈下などにより侵食が著しく進んできている.本研究では,1947年以降の空中写真や深浅データなどの現地データを基礎として,侵食対策の立案のために九十九里浜全域の沿岸漂砂量分布を算定するとともに,地盤沈下に基づく沿岸漂砂量分布の補正を行い,ネットでの漂砂量分布の変遷を明らかにした.また,九十九里浜全域を3区分(北九十九里浜,中央部,南九十九里浜)し,各地域ごとの侵食実態の詳細検討も行った.

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© 2016 公益社団法人 土木学会
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