土木学会論文集B2(海岸工学)
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和文論文
  • 間瀬 肇, 由比 政年, 金 洙列, 楳田 真也, 松下 紘資, 安田 誠宏, 平山 克也
    2021 年 77 巻 1 号 p. 18-27
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/02/20
    ジャーナル 認証あり

     打上げ・越波統合算定モデルIFORMは,由比ら(2019)により,打上げ高と越波流量の関係が改良され,国内外の越波実験結果をより精度良く算定できるようになった.しかし,1/50勾配の極浅海域海浜に設置された護岸の越波流量実験結果をまだ過小評価する傾向にある.本研究では,従来の越波流量算定式およびIFORMにおけるスケーリングについて物理的観点から再考察を行い,適切なスケーリングや関数形の選定,天端からの打上げ高による表現等,モデル構築の重要なポイントを提示する.また,越波流量への仮想勾配と波形勾配の影響を調べるとともに,波形勾配にかかわる極浅海域での波周期の影響を見直し,新たに波周期の増加を考慮すれば,改良IFORMによる越波流量算定の精度が向上することを明らかにする.

和文報告
  • 桑江 朝比呂, 三戸 勇吾, 有川 太郎, 石川 洋一, 木所 英昭, 澁谷 容子, 志村 智也, 清野 聡子, 羽角 華奈子, 茂木 博匡 ...
    2021 年 77 巻 1 号 p. 1-17
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/02/20
    ジャーナル 認証あり

     今後の我が国の沿岸分野における気候変動対応で取り組むべき課題について,どのような内容に研究者が関心を抱いているのか検討された例はない.そこで,気候変動に関連する様々な学会に対してアンケートを実施した.その結果,「気温・海水温」,「生物多様性の減少」,「海面上昇」,「極端気象・気候」,「温室効果ガス」,「生態系サービスの劣化」,「台風・低気圧」,「水産物の減少」,「国土減少・海岸侵食」,そして,「漁業管理」が優先すべき課題の上位10キーワードとして選択された.すなわち,自然現象や人間活動への影響に関する課題解決の優先度が高く,緩和・適応策の優先度は低かった.これらのキーワードの選択理由について考察するとともに,我が国における現状と今後の課題や展望について,キーワードごとにとりまとめた.

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